yamamba’s diary

日朝国交正常化なくして、拉致問題の解決はなし

尖閣諸島の領有権問題について

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中国側の領有権の主張にも、一定の道理はある

◆Huff Post コメント日 2013年09月13日 14時27分44
日清戦争のどさくさに紛れて、日本の内閣がこっそりと尖閣諸島の領土編入を決定したのだから、カイロ宣言の主旨からすれば、台湾や澎湖島と一緒に返還されるべきもの、という中国側の解釈には一定の論理的な根拠があります。
ただ、清の時代の中国の実効支配が釣魚島(中国名)に及んでいたかどうか十分な資料的裏付けがないので(中国側はあると言っているが)、そこに若干の係争点は残ると思う。
どっちにしても、所有権を主張する相手がある話で、一方的に「僕のモンだ、僕のモンだ」と強弁しても、国際社会にはまるで説得力を持たない子供の所作でしょう。

鳩山由紀夫元首相、カイロ宣言を持ち出し「尖閣は日本が盗んだと思われ」発言に永田町激怒、しかし賛同の声も

日本政府の独善的「固有の領土」論の誤り
◆BLOGOS 2014年07月25日 00:12
沖縄が日本の「固有の領土」じゃない事ははっきりしているのだから(1872年まで沖縄は、琉球王国として独立した国家でした)、尖閣諸島が「日本の固有の領土」であるはずがありませんね。 
それは1895年の日清戦争のどさくさに紛れて、日本政府が閣議決定でこっそり領土に編入したわけですね。それを「固有の領土」と強弁するなら、チベットだって「中国の固有の領土」だろうし、メキシコから奪い取ったテキサスやカリフォルニアもアメリカ合衆国の「固有の領土」という事になります。
日本国内で、ほとんど誰も--あの日本共産党すら--、その政府の変な言葉の用法(非学問的)にクレームを付けないこと自体が異常と言わざるを得ない。(マスメディアは、鳩山元首相の方にもっぱら異常者のレッテルを貼っている。)

週刊文春
    「尖閣は固有の領土ではない」放言いまだ健在の鳩山由紀夫

◆BLOGOS 2014年07月25日 18:58

矢神さん 
>尖閣諸島は沖縄(琉球王国)の一部だとは考えられていないので1879年の琉球処分と直接的な関係性はありません。 

ああ、そうですか。別にそれでも構いませんけど。私の論証には、何の影響もありません。 
私は、尖閣諸島が沖縄(琉球王国)の一部だから「固有の領土」ではない、という論証をしているのではなく、沖縄を「日本の固有の領土」と呼べないなら、尖閣諸島の場合、一層「日本の固有の領土」とは呼べないだろう、という文法上の比喩表現で言っているだけですから。
だから、わざわざ「尖閣諸島」とは「何の関係もない」チベットとかテキサスの領土問題を比喩的事例として挙げたのです。 

>これに関しては「グアダルーペ・イダルゴ条約」と言う条約が存在するって事を覚えておいた方が良いんではないかと。 
条約が何か「領土問題」の証明に関係があるなら、尖閣諸島に関しては、何の条約も存在しませんので、これまた何の反証にもなりません。

週刊文春
    「尖閣は固有の領土ではない」放言いまだ健在の鳩山由紀夫

中国側の「固有の領土」論も実証的な根拠は希薄

◆BLOGOS 2014年07月25日 20:19
68式さん 
>日本人が「沖縄が日本領土ではなく」よって、尖閣に対する中国の言い分に分があると主張する意図がわかりませんね。 

私は、沖縄は「日本の固有の領土」とは呼べないが、現実に「日本の領土」である事は認めていますよ。それと、「尖閣に対する中国の言い分に分がある」なんていう主張をした事もありません。

そもそも上記したように、私は「固有の領土」論自体を否定しているのですから(ついでに「先占の法理」なる屁理屈も)、中国側の主張をそのまま認めるはずがありません。 
ただ尖閣諸島(中国側のいう釣魚島)が日本政府が閣議決定で領土とし編入した1895年は、日清戦争の渦中にあって、火事場泥棒的であり、その閣議決定も国際的に通知されたわけではなく、秘密裏に処理された事からも、国際法上の「合法」性の主張には正当性がない・・・というのが基本的な私の考えです。(注1)

ただ、領土の領有権主張で、天地神明にかけて無色透明な正当性を掲げる事のできる国家などというものが世界のどこにあるか、という歴史上の経験的事実の基づけば(現実に武力で国境線は何度も引き直されている)、尖閣諸島は日本の領土である、という厚かましい主張は一定の範囲で理解できる。 

(注1)1895年(明治28年)1月14日の日本政府閣議決定による尖閣列島沖縄県編入は、国際社会に公に宣言された事実はなく、それは秘密の閣議決定に過ぎなかった。

(その後、日清戦争の勝利により台湾が日本に割譲された事で、この秘密の閣議決定の合法性・違法性が問われる事はなかった。)

この閣議決定の内容が明らかになったのは、1952年3月刊行『日本外交文書第二三巻』がはじめて公開された事による。従って、国際社会が「無主地の先占」という国際法の法理に基づきこの日本政府の閣議決定を合法なもとして認めた、という日本政府、右翼自民党日本共産党の主張は全くの歴史の捏造である。

1972年の日中協議段階に差し戻し「係争地」と認める事が最適な答え
◆BLOGOS 2014年08月17日 00:43

>で、売国左翼の連中が言う通り、中国にどんな乱暴なことを言われても黙ってニコニコしてろと? 

冷静に中国側の主張を聞いていると、今の所そんな乱暴な事を言っているとは思えません。 尖閣諸島の領有権問題で「係争地として認めろ」と言っているだけですね。それについては、別に認めても構わないでしょう。(もともと係争地だったのだから、今さら係争地でないという安倍政権の主張には根拠がありません。) 

>そうすれば中国はそれ以上何もしてこないと、本気でそんな寝言を信じてるの? 
それ以上の要求はしてこないと思います。心配なら、上記の尖閣諸島の領有権問題についての日本側の考えを伝え、首脳会談でそれ以外に「係争問題」があるのかないのか確認すれば、済む話です。 もう、全然大騒ぎするような話ではありません。(笑

内田樹
    終戦記念日
    
◆BLOGOS 2015年04月08日 10:38
私はもともと文科省の教科書の検定(検閲)には反対ですが、仮にそれを認めたとしても、今回の検定結果には初歩的な間違いがある。 
その端的な一例は、「竹島尖閣諸島は【日本固有の領土】」という表現ですね。 

日本政府がその島々の領有権を主張しているのは事実です。尖閣諸島は日本によって実効支配もされています。 しかし学問的に言って、竹島尖閣諸島が日本古来・本来の領土という意味での【固有の領土】であったことは無い。せいぜい、19世紀末から20世紀初頭にかけて、日本が大日本帝国として盛んに周辺に領土を拡張しつつある最中に、日本政府によってその島の領有権が政治的に確立された、という事に過ぎない。

しかもその日付まではっきりしていて、尖閣諸島は1895年1月、竹島は1905年2月です。 
この日本政府の領有権の主張に正当性・合法性があるかどうかは争点の多い所で、長くなるのでここでは割愛しますが、いずれにせよ竹島尖閣諸島が、日本本土、本州や四国や九州の様な古来からの領土でない事ははっきりしている。これは沖縄についても同様な事が言えるでしょう。

もともと古来から独立国であった琉球国は、1879年に日本の中央政府の武力的威嚇によって、沖縄県として日本国に編入されたものです。ですから、沖縄も「日本固有の領土」という表現は正しくない。 なお、中国政府も尖閣諸島(中国名:魚釣島)を、韓国政府も竹島(韓国名:独島)を、自国の「固有の領土」と主張していますが、上記の様な意味なら、こうした主張も間違い、と言わなければならないでしょう。それらの島々はいずれも古来から【無人島】で、住民が定住するのは困難な島嶼であり、多くは漁民の一時的な寄港先として利用されたに過ぎず、歴史史料によってもその地域が何某の国家の領土に属していた事を示す決定的証拠はありません。

    議論教科書検定をめぐって議論…あなたはどうあるべきだと考える?
    
◆BLOGOS 2015年04月14日 12:08

yahoo user e42ccさん 
>自国の主張に基づいて国民を教育してはいけないのか? 

私は「いけない」と思いますね。 数学計算の答えが国ごとにバラバラだと、非常に困った事になります。その国の国語教育は、だいたいマジョリティーの民族言語で行われる事が多いですが、それでもマイノリティーの言語を全く無視して教育を押しつければ、時にはその国の政治体制を揺るがす紛争に発展する事もあります。(最近のウクライナ紛争などをみれば分かります。)
 
そもそもその「自国の主張」って、誰が考えついたものでしょうか? だいたい、中央官庁の役人とか、議会の多数党とか、有力政治家とか、の主張ですね。 学校では、基本的に「学問的」な事について教えるわけですけど、上記の役人等々の「政治的主張」が学問的基準からみれば、必ずしも正しい意見とは限りません。 
例えば、日本の政治家達は、「尖閣諸島は日本固有の領土だ」と主張しますけど、学問的基準(文科省はそれを一応「学習指導要領」で定めています)からみれば、それは一つの意見、特定の集団の所有権の自己主張という風に解釈されます。そうすると、この問題を教科書に学問的、客観的に記述するとなると、「釣魚島」は中国の領土だ、という中国政府や台湾政府の主張も併記しなければなりません。主張が複数あるのは、まさに客観的な事実な訳ですから。 「自国の主張」とか言いますけど、日本国内にも「その領土は中国のものだよ」とか(井上清教授)、「そんなちっぽけな島の領有権で戦争するのはつまらんから、対話で紛争解決すべきだ」とか(私の意見)、いう異論もありますね。政府見解は確かに有力な「自国の主張」と言えますが、それでも学問的にみれば、一つの意見に過ぎません。 こういう訳ですから、簡単に「自国の主張に基づいて国民を教育すべき」と言ってはいけないのです。

    議論教科書検定をめぐって議論…あなたはどうあるべきだと考える?

尖閣諸島の領土問題を「国際紛争化」させたのは、日本の右翼と米国の自作自演

◆BLOGOS 2015年06月19日 13:30
yahoo user 22752さん、あなたが挙げた「南沙諸島」も「西沙諸島」も「チベット」も「ウィグル」も「内モンゴル」も「台湾」も全部、日本の領土じゃありませんね。
尖閣諸島は日本の領土ですけれども、そこでの紛争は、日本の右翼がわざわざ挑発して「領有権問題」に火を付けた自作自演の騒動に過ぎません。 日本の領土がいつ具体的に、中国から侵略を受け、占領されたかをきちんと証明して下さい。 それとも、ただ一般的、抽象的に他の国のやっている事にインネンをつけて、武力行使する権利があると主張するのでしょうか?それならそうで、ちゃんとその法的根拠を示して下さい。 アメリカがイラクに対して仕掛けた武力行使は、明白な侵略行為、不法占領とは違うのですか? あなたは一度でもそのアメリカの侵略戦争を非難・批判した事はありますか? (現在のイラク・シリアなどでの泥沼の内戦を招いた直接の原因も、そのアメリカの軍事行動です。) その侵略行為を働いた国の軍隊と、集団的自衛権を結んで共同軍事行動を行うとのは、もしあなたが、領土不可侵を国家神聖な権利と考えているなら、それが矛盾した行動だとは思いませんか?

辻元清美
    「戦争法案反対行動」に瀬戸内寂聴さんが参加

◆BLOGOS 2015年07月11日 20:47
>これの言ってる意味が全く分からないんですけど。 
>「中国の脅威」は存在しないと仰りたいのですか?それとも脅しですか? 

えーえー、私は「中国の脅威」など何もないと思っていますよ。本当に中国が脅威なら、日本の企業が中国大陸でのんびり商売や投資をしている暇はないだろうし、日本中で爆買いしている中国人の観光客なども締め出さなくてはいけなくなりますよね。私には、「中国の脅威」論を煽る人達が、真剣に「脅威対策」を考えているようには全然見えません。 

>じゃあ南沙の埋め立てはなんでしょうか?繰り返される尖閣諸島への領海侵犯はなんですか? 

南沙の埋め立ては、ベトナムもフィリピンも自国が実効支配している岩礁地域でやっていますね。どうしてベトナム・フィリピンの場合は問題にならなくて、中国の場合のみ問題になるのでしょう? 「尖閣諸島への領海侵犯」は、日本政府が、「領土問題は棚上げ」「現状変更はしない」という中国政府との合意事項を破り挑発的な行為をやったからですね。それと仮に、尖閣諸島周辺が日本の領海であっても、外国艦船の「無害通航」は国際法上合法です。この問題は、「騒ぎを起こさない」=つまり脅威論を煽らない、というのも立派な戦術なのです。 

◆BLOGOS 2015年08月09日 22:38
よもぎねこさん 
>だから莫大な経済援助や技術援助をしてきたでしょう? 
>それでオシマイです。 

はあ?「莫大な経済援助や技術援助」と言ったって、別にタダで融資しているわけじゃないでしょう。資本の海外投資と同じ事で、日本にも利益還元があるからやっている事で、そんな事を恩着せがましく言うのは、商売人として恥ずかしいですよ。 それが戦後賠償の代わりだというなら、ちゃんと明文化した契約書を作成しなければなりません。中国政府の役人が内密に喜んだって、国民が喜ぶとは限りませんから・・・。国民にちゃんとその利益が廻っているなら、2012年の時の様な反日暴動など起きませんよ。 

>その上靖国参拝反対とか、まして尖閣諸島への侵略とかは、許される話じゃないです。

ヒトラー神社を作ってドイツ政府の閣僚がお参りしたら、ドイツの侵略でひどい目にあった周辺国や、ユダヤ人などが黙って見過ごすはずがないでしょう。 尖閣諸島への侵略とは何でしょうか?中国軍が尖閣のどこかの島に上陸を開始したという情報でもあるのでしようか?領海内を中国の船がうろうろしたからと言って、それを「有害通航である」事を証明できなければ、それに武力攻撃を加えることは、違法な戦争行為と見なされる恐れがありますよ。「尖閣諸島への侵略」があったと認定するなら、日本政府(安倍政権)はとっと国連の安保理に提訴すればよいのです。南シナ海の「中国侵略」も同じ話で、自分の方に国際法上のきちんとして正当性があると思うなら、形だけの空文句の「抗議」で済ますのではなく、きちんと国連に提訴して下さい。 何をモタモタしているのでしょうねえ?(笑

竹中正治
    「謝罪すべき」というのは中韓と日本の左派の国家主義的な妄言だ。

尖閣諸島がどこの国の領土であっても、国際法上、船舶の無害通航権は認められる

◆BLOGOS 2016年06月10日 13:44
まあ、どっちにしても騒ぎすぎですね。 中国の艦船が、尖閣諸島周辺の日本の(主張する)領海や接続水域を通航していはいけないなら、日本の艦船も南シナ海周辺での中国の(主張する)領海や接続水域の通航もやめなければならない事になります。 

いま、日本政府としては、南シナ海自衛隊を派遣して中国を挑発する計画はないので、中国の方でも下手な軍事的挑発は止めなさいと言うなら、一応道理は通っています。 自分の方にだけ有利な一方的権利を主張できないのが、国際的ルールの面倒なところです。 
一応、国際法上では接続水域内であろうと、領海内であろうと、「無害通航権」は認められています。ですから通常はそこを通過する船舶が明白に「有害」な活動にあたるという証拠・疑いがない限り、これを妨げる事は出来ません。(ただし臨検は合法と思われます。) 
一般的に、軍艦や潜水艦の航行はその「無害通航」に当たるかどうかは紛らわしい問題で(相手国に軍事的脅迫と見なされる)、常に国際紛争の種となりますので、互いの政府当局の理性的な話合いが必要となります。 国民の多くは、国際法上のルールを知らないで、相手が一方的な軍事的挑発行為を行っているという宣伝を真に受けやすいので、政府責任者は国際ルールがどうなっているかをきちんと国民に説明する義務があります。

◆BLOGOS 2016年06月10日 23:22

まあ、私は現在のところ、日本政府の主張も、中国政府の主張も支持しない立場だけれども、日本政府(安倍政権)が、これから中国が領有権を主張する南沙諸島周辺に「自由な通航権」を守るために、自衛隊の軍艦を送ってパトロールしますと挑発しているのだから(日本の軍事同盟国であるアメリカ軍がすでに行動中)、中国も、日本が領有権を主張する尖閣諸島周辺に「自由な通航権」を守る為に、軍艦を送ってパトロールします、という主張は一応論理的な首尾一貫性はあると思います。 私の主張の眼目は、「お互いにそういう危険な軍事的挑発はヤメレ」「自由な通航権はお互いに認めるべきだ」という事なんですけども(ネトウヨ君らの様に、中国側への一方的な要求ではなく、公平公正に日本政府にも同じを要求をする)、何か無理な注文でしょうか?(笑

鈴木馨祐
    極めて深刻な尖閣諸島接続水域侵入事案

 

【参考文献】

尖閣諸島の史的解明 井上清
http://www.mahoroba.ne.jp/~tatsumi/dinoue0.html

●『尖閣諸島(釣魚島)問題はどう論じられてきたか』倪志敏    アジェンダ・プロジェクト 2016/11

●『日本の国境問題』孫崎享 ちくま新書 2011/05

●『「尖閣問題」とは何か?』豊下楢彦 岩波現代文庫 2012/11

●1971年釣魚島に関する中国外交部声明

 https://worldjpn.grips.ac.jp/documents/texts/JPCH/19711230.O1J.html

尖閣諸島の領有をめぐる論点―日中両国の見解を中心に―国立国会図書館
https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_1000624_po_0565.pdf?contentNo=1&alternativeNo                    

日中漁業協定2000参考資料
http://nippon.nation.jp/Senkaku/ETC/Gyogyou.htm                        

井上清氏の『尖閣列島-釣魚諸島の史的解明-』を駁す 下條正男
hpps://www.jiia.or.jp/JIC/20210827-shimojo-report/

尖閣諸島についての基本見解 外務省
https://www.mofa.go.jp/mofaj/area/senkaku/kenkai.html                        

●管内 在日アメリカ合衆国海上訓練区域
https://www1.kaiho.mlit.go.jp/KAN11/anzen/Us97/US97.html

尖閣諸島領有権に関する日本共産党の見解
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik12/2012-09-11/2012091105_01_1.html