yamamba’s diary

日朝国交正常化なくして、拉致問題の解決はなし

【世界の】南京大虐殺は嘘【非常識】 2ちゃんねる論争2006-2008年

秦郁彦センセのお言葉

【世界の】南京大虐殺は嘘【非常識】67次資料

◆572 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/01/12(土) 01:22:19
君達若い人達はよく知らないだろうが、1972年の日中国交回復に伴う、中国側の戦争被害に関する賠償請求権の放棄は、大変な勇気ある決断だったという事を肝に銘じるべきだな。

戦時賠償の最大の支払いはフィリピンに対する約5億(米)ドルであるが、怖らく中国への戦時賠償が実施されたとすれば、支払額はその20倍は下らなかったであろう。その為に、日本の戦後復興は5年以上遅れることになったかも知れない。

そこんところを、よ~く念頭において、「南京事件の被害者名簿の請求」などという自分達の馬鹿げた空騒ぎの意味を考えるべきでだな。

いまや老衰して、南京虐殺否定派の走狗に転落した秦郁彦センセも、頭脳明晰な頃はこんな立派な事を言っていたのである。

 >日本が満州事変いらい十数年にわたって中国を侵略し、南京事件をふくめ中国国民に多大の苦痛と損害を与えたのは、厳たる歴史的事実である。
 それにもかかわらず、中国は第二次大戦終結後、百万を越える敗戦の日本兵と在留邦人にあえて報復せず、故国への引きあげを許した。昭和四十七年の日中国交回復に際し、日本側が予期していた賠償要求もしなかった。当時を知る日本人なら、この二つの負い目を決して忘れていないはずである。

>それを失念してか、第一次史料を改竄してまで、「南京”大虐殺”はなかった」といい張り、中国政府が堅持する「三十万人」や「四十万人」という象徴的数字をあげつらう心ない人々がいる。もしアメリカの反日団体が日本の教科書に出ている原爆の死者数(実数は今でも不明確だが)が「多すぎる」とか、「まぼろし」だとキャンペーンを始めたら、被害者はどう感じるだろうか。

>数字の幅に諸論があるとはいえ、南京で日本軍による大量の「虐殺」と各種の非行事件が起きた事は動かせぬ事実であり、筆者も同じ日本人の一人として、中国国民に心からお詫びしたい。
そして、この認識なしに、今後の日中友好はありえない、と確信する。
(秦郁彦『南京事件』あとがきp244-245(中公新書)

 「戦争なんだから人殺しは当たり前」の証明

【世界の】南京大虐殺は嘘【非常識】68次資料

◆189 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/01/16(水) 22:22:27

>170 名前:むむんち 投稿日:2008/01/16(水) 02:10:40
>私は南京虐殺は無かったと思う派だが日本軍による中国人虐殺のメリットはなんであろうか。
>組織的な、とあるが、軍としての行為にしては変だ。銃弾だって只じゃない。
>占領に抵抗されたにしては死んだとされる数が多すぎる。
>ゆえに虐殺は存在しないか、あったとしても軍事行動としてではないと思うんだが、どうかね。

君が「南京虐殺は無かった」と思うのは自由だけど、少なくとも君がその「無かった」とする根拠、その理由説明は全く不十分だな。
まあどの道、ワシら肯定派の意見は素直に聞かないだろうから、否定派・中間派のセンセの意見も参考にしてご覧。

>戦友がバタバタ斃れる苛烈な戦闘の最中、形勢不利と見るや、銃を捨てて手を挙げ「オレを捕虜として取り扱え」といっても、白兵戦のさなかでは、それは許される事ではあるまい。「ヤッチマエー」といって、「激昂せる兵は、片はしより殺戮す」と佐々木少将や島田中隊長の回想録に出てくるが、これは当然の戦闘行為で、逃亡する敗残兵を掃射する戦闘行為と同様とみてよい。

>戦闘中の捕虜は、これを「とる」「とらぬ」はその時の部隊長の意志によるというのが、陸戦法規の考え方で、違法ではない。
>ともあれ、生か死かの戦場の極限状態にあって、敗残兵か、捕虜か、国際法に違反するか、否か、そんな思考を巡らして、殺す、殺さないを決めるというようなことができようはずはない。
>それが戦争というものである。
田中正明『「南京事件」の総括』(小学館文庫p52-53)

>そもそも、戦争法規などというものは、放っておけば勝者・占領軍が野放図に乱行をすることに、少しでも歯止めをかけるために作った理想規範であり、現実に百%守られた戦場などは存在しない(この点は道交法の速度制限に似ている)。
>大体、戦争というものが、人を殺し、物を破壊、焼却し、最後には敵の領土、人民そのものを併呑・支配してしまおうという、平常の倫理・道徳観念の全く逆を行く「人間の業」である。

(板倉由明『本当はこうだった南京事件』p356)

ま、上記の否定派・中間派のセンセの意見が正しければ、戦争で大量の殺人が行われたかどうかという事実関係が(南京大虐殺を証明する)問題の中心ではなく、そうした日本軍の「戦闘行為」が、当時の世界各国の慣習や価値観からみて正当行為とみなす事ができるかどうか、かつ当時の国際法に照らしてそれが適法かつ合法なものであったかどうか、という点が問題の中心でしょう。

そして国際的世論の意見は、少なくとも極東軍事裁判における日本軍の活動に対する手厳しい弾劾によって結論が出ている。(日本の右翼は、その国際慣習法を再度覆す論理を蒸し返しているわけである。)

ウヨ厨くんの素朴で些末な疑問に回答する

◆64 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/01/14(月) 22:43:49

>ねえねえ、南京の被害者名簿はどうして8242人分しかないの?

ワシに聞いているのかな?

それは多分、中国国民党政府も、共産党政府も日本政府に対する戦争被害の賠償請求を
断念したので、その後まじめに戦争被害の実態について追跡調査しなかったせいだろう。(その為に、戦争被害者は何の賠償も受けられず悲酸な運命を強いられた。)

でも大丈夫、日本の右翼が中国政府に被害者名簿の提出を求めているので、怒り狂った中国共産党政府が、真剣に調査した結果をその内公表してくれるだろうさ。(藁

>まかり間違って70年も経ってから増えたりすると捏造だよね?

それはチミ、普通の科学的調査というものに対する無知だな。

災害調査というのは、丹念に調べれば調べるほど、それまで知られていなかった被害が発見され、大旨数字は拡大する傾向のものなのだよ。
(先のインド洋津波の被害者の集計は、その後も増え続けていますよね。)

まあそれ以前に、予測値、推計値が多く見積もられるという事はあるだろうが、それと実態調査で調べられた最低限の被害者名簿の数を単純に秤に掛けるのは、科学に無知なアホのすることですね。(藁

 

◆70 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/01/14(月) 23:09:00
>あんたの言う事を信じるなら中国政府は南京大虐殺について碌な調査をしてこなかったって事になるよね

そうだよ。1947年の時には、国民党政府はまだ日本に損害賠償を請求するつもりだったし、戦犯を厳しく訴追するつもりで真剣に調査を行った。

それでも、日本占領軍が撤退の際に徹底的に証拠隠滅を図った後での、実態調査は極めて困難だったし、裁判に合わせて急いで証拠書類を集める事に専念せざるを得なかったから、事件の全容解明にはほど遠かった。(でもまあ、今出されている資料を見ると、あの混乱期によくそこまで調べたと思うよ。)

ホラ、フセインの犯罪だって、クルード人は10万人近くも殺されたはずだが、実際の訴追は四十数名程度の確実な被害者の証拠によって行われ、処断されたのである。
実際に作られた被害者名簿が少ないからと言って、「犯罪がなかった」などとは世界の常識で通用しないのである。ワカタ?(藁

>何しろ30万の内97%以上の名前も判っていないんだから
>もしかすると南京大虐殺の97%は捏造って事じゃないの?

大きな災害になればなるほど、行政の手も届かなくなるし、全容の実態調査は困難を極める。君の非科学的理論では、大きな災害、犯罪ほど捏造の割合が大きくなる、とでも言いたいのかな?

 

◆80 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/01/14(月) 23:44:31
>だから60年前に既に困難になっているのに、どうやったら現在になってから調査可能なんだい?

そりゃ、お金の問題でしょう。
財政的な余裕があれば、埋められた遺骨を全部掘り起こして、(なんなら揚子江の川浚いまでやって)、一体一体死因を調べ、名乗り出た生き残りの人達や、遺族の一人一人を全部丁寧に追跡聞き取り調査をやったら、いまあるデータの百倍は詳細なデータが得られるでしょう。

何なら、南京虐殺を疑っている君は、その調査団の為に協力費を支払って、「まぼろし説」を立証したらよい。(藁
(ところで、日本政府が戦後、戦争中にアジア各地、南方の島々で死んだ日本兵や日本人移民の犠牲者の遺骨収集にどれほど「熱心に」取り組んでいるか、君らはご存知か?)

 

◆81 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/01/14(月) 23:57:01
>「中国共産党政府が、真剣に調査した結果をその内公表してくれるだろうさ。」
>これって思いつきで言っただけなんだろ?

いや、思いつきじゃないよ。

日本政府が公式に中国共産党政府に対して、「南京大虐殺における被害者の数を証明してくれたら、賠償金を支払います」と約束したならば、中国共産党政府は、ほぼ99%の確率で、きちんとした「被害者名簿」作成し、提出して来るでしょう。(藁
(後記注) 13000余人の南京大虐殺遭難者リスト初公開_China.org.cn

 

犯罪者は裁判を受ける権利がない By東中野修道(大虐殺の超法規理論)

【世界の】南京大虐殺は嘘【非常識】72次資料

◆48 名前:やまんば ◆bBpWaTff0M 投稿日:2008/07/27(日) 01:41:57 ID:vxPR7uN5
アメリカ軍によって拘束され、グアンタナモ基地に収容されたアルカイダやタリバンの兵士は不法戦闘員なので、いかなる捕虜の待遇も裁判を受ける権利も有しない・・・

わが日本の著名な大学教授である東中野修道センセは、アメリカのドナルド・ラムズフェルド(元)国防長官の国際法概念を援用しながら、力強くこう語っている。

>「戦争は一人でするものではない。必ず相手がある。日本軍だけが勝手に相手の命を奪ったのではない。
>日本軍も多くの命が奪われた。戦争は相手を殺さなければ自分が殺されるといった、生きるか死ぬかの戦いである。そのような戦いの中にも戦争のルールがある。繰り返すことになるが、戦場で法を守るものは法に守られるが、法を守らないものは法に守られない事がある。」

>軍服を着用し戦争法規を守っている戦闘員は、戦争法規に守られて「捕虜の資格と身分」prisoners-of-warstatus)を与えられるが、しかし軍服を脱ぎ捨てた兵士は不法戦闘員となる。
>専門的には、ラムズフェルド国防長官が述べたように、『ジュネーブ条約の定める如何なる権利も有しない』戦闘員の資格四条件を守った合法戦闘員はその報償(ママ)として、捕らえらても捕虜となり命は保証されるが、先にも述べたように、不法戦闘員はその報償(ママ)は得られず捕虜にも成り得ないのである。」
(東中野修道、小林進他『南京事件ー「証拠写真」を検証する』草思社p46)

つまりわが東中野修道センセは、戦争法規を守らずに拘束されたアルカイダやタリバン兵(テロ容疑者)は、審問や裁判にかけなくてもそのまま処刑しても構わない、と仰っているわけである。


>不法戦闘員は裁判などを受けるいかなる権利も有しなかった。

>340頁の表でもみたように、不法戦闘員は拘束されても戦争捕虜としては扱われず彼らはいかなる権利もなかった。そもそも捕虜に成り得ない不法戦闘員を捕虜として位置づけることが、戦時国際法上致命的な誤ち(ママ)であった。そしてまた、裁判とは判断上何らかの留保があるときに行われる審理であって、助命などの権利は全く問題外となった不法戦闘員にたいして、捕虜となり得るかどうかの判定を行う裁判は不要であった。

(東中野修道『再現南京戦』草思社p345)

法律を守らない人に法律は適用されない??
犯罪者は裁判を受ける権利がない??
凶悪犯罪者は裁判無しに処刑しても構わない??

・・・わが日本の著名大学教授は、「南京大虐殺まぼろし論」の証明から更に進んで、こういう前代未聞の「超法規的法律論」(?)をぶちあげるまでに至ってしまったわけである。

南京戦を指揮した日本軍の司令官が、これと同じ「戦時法の超法規論」で理論武装していたとすれば、確かに拘束された30万人の投降兵や、便衣兵の疑いが掛けられた一般市民の「大虐殺が起きない」と考える方が不自然ですわな。(藁